どんどん乗っかっていきましょう!まだまだ東京ではアウェイな恵方巻。

恵方巻って、『恵方(=その年によって違う、縁起の良い方角)を向いて、願い事をしながら黙って一本太巻きを丸かぶりで食べきれば、願い事が叶う・・・』だと思ってました。そしたら『心を無にして恵方を向いて太巻きを丸かぶりすると、無病息災で過ごせる』という新説を教えていただきまして。。。おいおい、随分欲にまみれたお願いしちゃったよ。。。と思い、ちと調べてみました。
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教えてWikipedia先生!

恵方巻
大阪船場の旦那衆が遊女に太巻きを口にくわえさせるわいせつなお大尽遊びを始まりとする説のほか、豊臣秀吉時代の家臣が出陣の前日に巻き寿司のようなものを食べて大勝利したことに始まるという説、江戸時代の終わり頃、大阪の商人たちの商売繁盛と厄払いの意味合いで、立春の前日の節分にこの恵方巻の習慣が始まったとされたと言う説などがあるが、元々の「丸かぶり」という言葉から商売繁盛家内安全を願うものではなかったとも言われる。

えー・・・お大尽遊びなの・・・・いやいや、諸説だからね。ショセツ。もう少し見てみましょう。

恵方巻は、節分の夜にその年の恵方に向かって目を閉じて一言も喋らず(笑いながら食べるとも言われる)、願い事を思い浮かべながら太巻きを丸かじり(丸かぶり)するのが習わしとされている。商売繁盛や無病息災を願って、七福神に因み、かんぴょう、キュウリ、シイタケ、だし巻、ウナギ、でんぶなどの7種類の具を入れることで、福を巻き込む意味があるとする説もある。

ほほぅ。やっぱい願い事説もあるんだ!よかったよかった。ちと俗っぽくはありますが、無病息災も一緒に祈れば他の願い事もしてOK、と解釈します。よしよし。


ちなみに僕はこの日東京に居たのですが、フロアで見渡す限り、だーれも恵方巻買ってませんでした。。挙げ句先輩には「あれなにそれ?恵方巻き?あぁ〜、俺、奥さんがやってんの見て初めて知って爆笑したわ。笑」という温かいコメントも。・・・頑張れ奥さん!さておき、やっぱり東京ではそんなに知名度ないんだなぁこのイベント・・・。がっかり・・・。

でも前日、とあるコンビニにて、、、
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えぇぇ・・すんごいアピール!笑 ちょっともう引いてしまうレベルですが、ここの店長さんも僕と同じ気持ちで、なんとか普及させたかったのでしょうか。そう思うとちと切なくもなります。



あと、職場の同僚の方からはこんな意見も。彼は私より随分年上で、1970年代前半に、お寿司屋さんでバイトしてたそうです。『そのころはちょうどマクドナルドやらファーストフードが流行り始めて、寿司屋の持ち帰りが大打撃でしてね。なのでなんとかそれを食い止めようと、ちょうどあの頃に寿司屋協会が決めて始めたんですよ』って。リアルタイム経験者のコメントですねぇ。貴重です。ま、昔のことなんで記憶違いもあるかもしれませんが、まさに時代の節目を経験してたんですね。なんだか面白いですが、そんな理由を明確に知ってる彼は、恵方巻を食べてませんでした。笑



そんなわけで僕も、職場で買ったのですが食べるタイミングを失ってしまい、ちょうど移動日だったので空港で食べるか・・・と思って持って帰ったんですが空港ロビーもとてもそんな空気ではなく、、、持ち帰って大阪の自宅でひっそり食べたのでした。あぁ、醤油こぼした。
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ま、願い事云々も大事ですが、美味しいもの食べる理由にしてしまえばいいんですよね。土用の丑も年末の年越しそばも然り、何事も楽しみましょう!さて、来月は何を理由にしようかな・・・* ̄ー ̄)