弾丸ツアーの上海を振り返る。とにかく派手なビルと夜の上海。

さて。最近色々ありますが、なんとなく落ち着いてきたので、こないだ弾丸で突っ走ってきた上海旅行のことでも。時系列考えるとややこしいから、バシバシ撮りまくった写真をぺらぺらめくり眺めながら思い出してみようかなぁと思います。今回はとりわけ上海の街並について。圧倒されたけど興味惹かれる街でした。
とにかく、派手。通りがかったフランス人が「信じられない・・・」と嘆いたとかなんとか。ギンギラギンのLOUIS VUITTON。

中心街の街路樹はイルミネーションに彩られます。ecoとはちと違う様相ですね。まぁ明るいことはいいことなのか。治安は良さそうなんですよね。そういや中国から電気買ったり出来ないもんなのかなぁ。。

どのビルも個性的。どうもビルの先端に特徴を出そうとするみたいなんですよねぇ。主張の激しいビルたち。日本のビルにはあんまりない姿勢。というか、そんな姿勢のビルばかり。良い悪いは別にして、建築士としては一度はやってみたい案件なんじゃなかろうか。こんな大都会ど真ん中で、ここまで個性的なビル群を作り出せる機会なんてそうそうないような。

テレビ塔のそれはひときわ際立ってます。色合いも、形も、漫画に出てくるヤツみたいな。素人目に見たら、冗談で設計したようなデザインに思えなくもない。どこぞの映画の未来都市って、こんな感じじゃなかったかなぁ？フィフスエレメントとか、マイノリティレポートとか、スターウォーズとか、あ、ゲームのFFにもこういう建物出てきそうな。とにかく、子供の頃に描いた未来都市には似合いそうな建物。最初は驚くんだけど、ちょっと、面白くなってきます。笑

オブジェだってパワーあります。懐かしの放課後電磁波クラブ・・・じゃないけど、超巨大な磁石のオブジェ。それにしても街のどこもが明るいなぁ。ラスベガス並み。

とにかくパワーを感じます。勢いも。建築的なことや難しいことはよく分かりませんが、思うに、上海はまさにこれからの街なのかなと。品とか、センスとか、そういうものを身につけるのはこれからの話で、今はひたすら元気よく成長する子供みたいなものなのかも。大人になるのはこれからなのかなぁ。（交通マナーなんかにもそれは言えるような気がしていて。）

でもデザインとか、センスとか、調和とか、そういう日本人が得意な分野が、この上海パワーに相乗りすると、どっちも活かせて一緒に成長できるような。僕みたいな建築素人でも、そんな気持ちにさせるようなパワーを感じさせる街並なのでした。