お恥ずかしながら今更スキャナー×dropboxの便利さに初めて触れて感動。クラウドのススメ。

なーんか、買い物は好きなんだけど、買ったら満足してしまうのがダメなとこで。。一昨年末に買ったプリンターも年賀状用としてしか機能していなかったのが実はずーっと気になってました。あぁ勿体ない。。
そんな折、部屋の整理をしていて「ほとんど使わないけど、無いとたまに困る」紙が出てきまして。具体的には

  • Bluetoothのヘッドホンの説明書」*2枚
  • 「車検の結果表」*1枚

などなど。。。
説明書といってもショボイものなので、説明書もきっちり冊子に鳴っている訳ではなく、ペラペラの紙なんですね。先日購入したBluetoothのイヤホンマイク付随のヤツなんですが、本体のボタンが少ししか付いてないので、『どこどこのボタンを何秒押しすると同期モード、もう少し長く押すとまた別のモード』なんて操作がザラに出てくるものの、イチイチ全部覚えてられない。でも、こんな紙っぺら、どこかに収納したらもう取り出すのがめんどくさい・・・・どうしよう・・・・・
後者の車検表も一緒で、要経過観察なパーツの指摘とか、個々にかかった費用とかが書かれた、これまたペラペラの紙。二年後の再車検の時には前回おいくら万円だったのかが気になるところだけど、そこまでずっとその辺に置いとくのも邪魔だし、きっと何かの拍子に捨ててしまう・・・かと言って今までの様にファイルに綴じて置いていても、1年に一度以下の参照頻度なのに、年々その類の紙が増えていく一方なのもいただけないとずっと思っていたし・・・・
そうだ!スキャンすればいいんだ!でそれをDropboxに入れればどこでもどんな端末からでも閲覧出来る!!
(ハッ!としました。まじで。)
、、、いや。今更こんなことは、目新しくも何でもないってことは千万承知しております。おりますが、、、プリンターもスキャン機能なんて使ったこと無かったし、そういえばMac買ってからDropboxもまともに使ってなかったし。職業柄言葉と機能概要は知っているものの、実際には使ってないことの組み合わせでちょっと暮らしを便利にしてみる、てのが案外嬉しかったりして。取り組んでみましたよ。
EP-802A


で、結論。
すっごい簡単。かつ、すっごい便利。なんで今までこういうことやってなかったんだろう。反省。。。

やることは単純。(以下、備忘録)

    1. まず、プリンターとMacをUSBで接続する。(使用しているエプソンEP-802Aは無線LAN印刷対応しているけど、スキャンした結果を無線で送信することは出来ないので、仕方なくUSB接続。まぁ、許容の範囲です。)
    2. つぎに、原稿をセットして、プリンターから「スキャンしてPDFにする」を選択。Macの画面でも、スキャンボタンを押す。(下の画面は、スキャンボタンを押した直後の様子)

これだけ。これで、デフォルトでは「ピクチャ」フォルダにスキャンした画像が保存されます。簡単!あとはDropboxのハードディスクに保存するだけ。こんな簡単でいいのか・・・。
dropboxの使い方も相当簡単。Webから無料でMacにインストールすると、dropboxという領域がディスク内に出来るので、その中にフォルダを適当に分けて保存するだけ。Webとの同期もバックグラウンドで実施してくれます。(この辺の詳しい説明は、ググったらいくらでも出てきます。)
スキャンの詳細は色々設定できるけど、自分はひとまず、「jpegで保存」ってのと、「個別に検出」のチェックを外したのみ。それだけ。(※「個別に検出」をチェックしていると、たとえば説明書なんかだと、説明画像のひとつひとつが別のファイルとしてキャプチャーされてしまって、本来の使用用途と違ってくるので。。。)PDFで保存してもいいのだけど、文字検索が出来ないレベルのPDFとJPEGはどっちがいいのかなぁ。。というのはもう少々の考えどころ。
スクリーンショット(2011-03-29 20.32.17)
こんなに便利なんだったら、とりあえず紙のエビデンスは全部スキャンしてデータ化してしまって、dropboxやらEvernoteやらのクラウドストレージに放り込んでしまえば、もう紙資料は全部処分してしまってもいいですね。今後は棚の中から「あぁあの2年前の紙ってどこにいったっけ・・・」と探す手間が無くなると思うと、これは凄い進歩!
あと残すところはありがちなセキュリティの心配ですが、個人的にはこれはどこかで踏ん切りを付けるしかないと思うのです。昨今の事情を鑑みると、ローカルPCにデータを置いていてもディスクがクラッシュしてしまえばお仕舞だし、複数のディスクやDVDに冗長化して残す、、、なんてとてもめんどくさい。それよりもクラウドにポンと置いておけば、その先は当然ディスクの冗長化がされているし、なによりロケーションフリーになって外出先からでも簡単にデータが確認できるようになる。情報漏洩の心配というデメリットについても、それが保てないサービスはもはや生き残れないほどクラウドサービスはいくつもあるので、そんなに心配しなくてもよいような気もしますし、、、まぁここはまだ意見の分かれるところですけどね。

ということで、自分は実験的に、紙データでそこそこ個人データが載っているもの、たとえば

  • 源泉徴収票や所得証明書のような、捨てるに捨てれない紙。
  • 各種保険の関連証書(これも載っている情報が大事なだけで、別に原本が必要なことは無い、、、と思う)

みたいなのも、そのうちクラウドに放り込んでみようかな、と企んでおります。まぁいきなりそこまで大事なモノをクラウド化しなくても良いかもしれないけど、要は「たまに大事だけど、ほとんど参照しないもの」かつ「載っている情報が大事で、原本の存在は問わないもの」は、バックアップの意味でもクラウド化しておくのがいいのではないかな、と。
世の中、進んでますねぇ。笑