ソーシャルネットワークサービス

ついに手に入れたTOHOシネマズのフリーパス!2年間で6000マイル貯めた証なのです。1ヶ月間全国のTOHOシネマズ(ただし何故か六本木ヒルズの劇場は除く)で何回でも映画が無料になる魔法のカード。持ってる人は結構少ないのでは?ちょっと自慢です。笑
freepass
・・・すごくチープ。笑 ラミネート加工してある、ただの紙です。IC無し。これでいいのか・・・と不安になりつつも、利用のときは必ずTOHOシネマズのカードも別途必要なので、まぁ、その辺でカバーしてるんですね。6000マイルってのが分かりにくいですが、TOHOシネマズではメンバーズカードを持ってると2種類のポイントが貯まりまして。

  1. 鑑賞ポイント:1回観たら1ポイント。6ポイント貯めると映画が一本無料で鑑賞可能。
  2. 鑑賞マイル:1回観るごとにその映画の上映分数分のマイルが貯まる。2年で失効するけど、ポイントに応じて景品に交換できます。

で。後者の鑑賞マイルを貯めた一番上位の景品がコレなんです。フリーパス!何とかマイル失効ギリギリで手に入りましたよ。


で、早速これを使って、『アンストッパブル』『ソーシャルネットワーク』を観てきました。とりわけ『ソーシャルネットワーク』が面白かったので、ここではその感想を少しばかり。ちょっと個人的にも今の感想メモしておきたいし。

  • 現場のSE職は一見の価値あり。誇張はあるけど、神がかり的なプログラマーが一気にアプリケーションを昇華する神髄が垣間みれる、カモ。
  • ITビジネスが加速成長を遂げるその過程が業界らしく超スピーディーに、かつ時系列を巧みに動かして描かれていて、あっという間にラストまで持って行かれます。
  • Facebookという一つの「ITと金儲け」の融合を扱うことで、登場人物の心情をより自然に配置して、いわゆるワルモノ主人公に見せることも。誰に共感出来るか、てのも一つの楽しい見方。
  • 最近まさにTwitterのお陰で一般的になってきたオンラインコミュニケーションのもう少しDeepなところを、それに触れたことにない人が比較的多いであろう日本で大きく話題にすることに成功したと思う。Facebookが流行る、、かどうかはともかく、一時利用者は増えるだろうなぁ。

とはいえ、携帯の独自進化に見られるように、日本人の嗜好と欧米人の嗜好は必ずしも一致しないし、Facebookは基本実名登録なので、日本で既に幅を利かせている「mixi」とも性格がかなり違う。「mixi」のように(例えばひとりが複数アカウントを持っているのも比較的普通な)仮想コミュニケーションネットワークではなくて、Facebookはむしろ現実の友達とオンラインでも繋がるところに重点が置かれている(のも、本編で大変分かりやすい例で描かれていて面白い)ので、その性質が日本人に受け入れられるかどうかと考えると、今はまだそんなに、ってのが正直なとこかなぁ。あとは、日本で流行を作り出すとされる女子高生たちにウケる要素は今のFacebookには無いように思えるので、その点をどう補っていくのかも今後の見所。
などなど考えていると、アカウントは作ったものの放置しがちな自分のFacebookにも早速ちょっと手を入れてみたり。。結構影響されてます。笑 こういうのが学生のときに充実している(あんまり好きな言葉ではないけど)いわゆる「デジタルネイティブ」な今の日本の学生達は、こういうツールをどうやって青春時代に組み込んでんだろ・・・(欧米の例は勿論劇中に出てきますよ)。リアルなところ、自分の学生時代と変わってんだろなぁ。。Twitterの出現で最近一時期に比べると衰退期に見えてしまうmixiと、一見似つつもその実違うFacebook。世間のコミュニケーションのデジタル化は今年実は大きな転換期だったりしてね。
そうそう。勿論いろんな考え方があっていいと思うけど、個人的には、こういう波には一回乗ってみて、とりあえず経験しとくのが吉だと思います。嫌なら嫌で、すぐ止めればいいんだから。3、4年後に、「そういえばFacebookってあったよねぇ」「Twitterって懐かしいなぁ」と言う時代になっているのかどうかはともかく、それが言えないとその次のサービスの良さを比較検討出来ないし。何より、Freeなんだからね。あと例えば、今でも「Twitterって結局何?」って言ってしまう人は、やっぱりちょっと時代遅れオヤジなのかも、、って思われちゃうとこ、あるしね。笑 
あ、しかしながら実名その他個人情報の安全性という観点には、くれぐれも慎重に。慣れてしまえばどうってことないとも言えるけど、そんな理解を持つにも結構時間が掛かるはずなので。親の世代は、、無理だろうなぁ。欧米ではどうなのかなぁ。